今度はカナダへ

60代前半。女。やってみたいこといっぱいあり~🎵なんです。 体験したことの備忘録的ブログです。

お遍路体験してみよっと!(6日目)

31日。ゆうべのおじさん(あとで姫路からきた人と知った)は私たちより先に出発していた。
21番鶴林寺も山登り。登山の経験があるからヘタレなかったが、経験なかったらキツい修業だと思う。次の22番太龍寺鶴林寺から下りてからしばらくの間は楽な山道が続いたが、登りになるとキツかった。
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太龍寺の本堂に行くとお坊さんがあげてるのかと思うくらい上手なお経の声が聞こえてきた。なんとその人は先に行った姫路のおじさんだった。また会いましたねと言いつつ、大師堂でのお経も済んで荷物を置いたところに戻るとおじさんが休んでいる。
私は自販機でお茶を買うつもりだったが、姫路のおじさんに、本堂で会った黄色い袈裟を着た若いお坊さんがロープウェイ乗り場のところでお茶のお接待してますから飲んで行って下さいと言ってましたよと話すと、それなら一緒に行きましょうとなった。

おじさんは何度もお遍路をしているのでいろいろ詳しかった。へんろ道保存協力会の地図に載ってない道を教えてくれた。尾根道を行く方が近道だという。先に私たちが出た。道の駅わじきで柑橘類を食べていたらおじさんも下りてきた。うどん屋さんに入って行ったと思う。

私は途中で手袋を落としたのに気づいた。落としたところがだいたいわかっていたので探しに行った。
その間、私の連れとうどんを食べ終わったらしいおじさんはしゃべっていたようだ。(手袋を探しに行った)「奥さん(私のこと)、根性あるねぇ」などと。
戻った私、「お父さん、あったよー」
それ見て、おじさんが「あ、俺通って来るとき(その手袋を)見たよ」
そうだろな😔

次の平等寺でも会った。
おじさんから『「初めての歩き遍路」というハンドブックをこのお寺で入手できるからもらったほうがいいよ。泊まれる場所や連絡先が載ってるから』と言われていたので、納札を買いながらこの冊子を頂きたいと言ったら、ないと言われた。だけど目をやるとすぐそこにある。あれが欲しいんです。と言ったら出して来てくれた。

おじさんは今夜は善根宿に泊まると言っていたが、連絡するのに壊れた携帯電話(携帯を変えてたぶん古いほうのを持ってきてしまったということらしい)なのでかけられない。公衆電話も近くにない。と言っていたので連れのを使ってもらった。
そうしてそこで別れた。