今度はカナダへ

60代前半。女。やってみたいこといっぱいあり~🎵なんです。 体験したことの備忘録的ブログです。

お遍路体験してみよっと!(12日目)

6日、道の駅大山を午前4:40に出発。28番大日寺に向かう。27番の神峰寺から37.5㎞。朝明るくなったきた頃のこと。安芸観光情報センターのトイレから出ると自販機前にいた一人のおばあさんが近づいてきた。何だろうと思っているとおばあさんはお接待で500円をくださった。ジュースでも飲んで下さいと言う。失礼ながらお金持ちとは思えないような小柄なおばあさんで、こちらがお接待する側ではないかと思えるほどだった。納札を渡し、お礼を言った。ほんとに後ろ姿を拝む思いだった。私たちにお接待をするというより弘法大師さまにお布施をして徳を積むためにされたのだと思わせて頂く。

天気は良くだんだん暑くなっていく。途中にお遍路接待所があり中に入る。通りかかった人が、「最近は歩き遍路が増えた。外国人の歩き遍路もいる。」などとしゃべっている。コーヒーと種を取って食べやすくしてあるキンカンの甘露煮を頂き、納札を置いて出た。

昼近くに道の駅やすに着く。物産店に入ろうとした時、買い物の済んだ女性と行き会った。お一人ですか?と聞かれたので旦那と二人ですと応えた。女性はまた店の中に入り、カレーの弁当を2つ私に差し出し、バーコードをちぎって「レジの人に話しておきますからこれ持ってって」と言ってくださった。納札を渡した。住所を見て遠くからいらしたんですね。とか、1番からずっと歩いているのですかと言って驚かれていた。驚くのは私達のほう。なぜこんな初めて会った見知らぬ者にこうして気前よくあげられるのか、と。
金剛頂寺でお接待してくれたおばさんが言ってた。喜んでくださるとこちらもうれしいですからお接待させて頂くんですよ。と、言っていたっけ。ここで会った女性もそういう思いなのかな?と考えた。
ベンチに腰をかけて海を眺めながらいただいた。おいしかった。
こうして何度もお接待に預かっていると、自分もなにか人にしたいと思うようになる。なにが出来るだろうかと考える。

28番大日寺にやっと着く。足のマメが痛いので、やっと着いたという感じだ😅
大日寺近くに宿をとっていたからホッとする。
民宿きらくさんはお部屋もきれいだし、すぐにお風呂を沸かしてくれてくつろげた。食事は豪華。というか品数が多い。若い人や食欲大勢の方にはよいと思う。年寄りにはお腹いっぱい過ぎた。宿代は6800円/1人
この日の夕食
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翌日の朝食
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