今度はカナダへ

60代前半。女。やってみたいこといっぱいあり~🎵なんです。 体験したことの備忘録的ブログです。

お遍路体験してみよっと!(26日目)

19日夜泊まったのはどんぶり館という道の駅。へんろみち保存協会の地図では道の駅とは書いてない。
昨日歯長峠を歩いていたとき、車の女性が車から降りて飴とチョコの入った袋をお接待してくださった。地元の人は明石寺(めいせきじ)をあけじゃくじと呼ぶそうだ。今夜はどこに泊まるか聞かれた。宇和パークは広くていいですよ、と教えてくださる。が、宇和パークまで遠いので行けそうにない。どこか休めるところはないかと探しながら歩く。国道沿いに東屋があるが、車の音や人目が気になる。連れが下宇和駅にトイレを借りに行った。そこから戻るとき見つけたどんぶり館の看板。良かった。トイレもあるし、国道添いより静かだろう。隣に広くて新しい公園があるのでそちらに寝袋を広げた。
夕方はなんとなく湿っぽい空気だった。
連れは屋根のないベンチの上に。私は屋根はあるが椅子がないところにじかにマットを敷いてその上に寝袋で寝た。
連れが朝起きた時、寝袋がぐっしょり濡れていたと言っていた。
どうやら夜露が降りたのだろう。雨が降ったようすはない。

20日。きょうも晴れ。
早々とこの公園を出て歩きだす。43番明石寺にまもなく着く。もうすぐ6時。お経を上げていると役所が鳴らすのか時報を伝える音楽が静かなお寺にまで聞こえてくる。

次のお寺は44番大宝寺。約67.2㎞。きょうはたどり着けない。
途中で足のケアのため路傍に座って靴下を脱いでいたら、近くのホテルを出てきたばかりの男性が通る。きょうはどこまで行かれます?と聞く。この先のトンネルは歩道も狭く危ないから時間がかかっても遍路道を行くと云うので私達もそうした。やはり始めての者は経験のある人の話しに従ったほうが無難かなと思ってしまう。
鳥坂峠はたいしてアップダウンがないような話しぶりだったが、いやいや結構キツかった。土曜日で国道を通ると車がよく走っていく。
札掛ポケットパークで休みながら草地の上に湿った寝袋を広げて干した。その間少し寝る。気持ちよい眠りだった。

予定していたより遠くまで歩く。宿を予約するとあまり遅く宿に着くのは宿の人を心配させるだろうし、お風呂のお湯は変えないで前に入ったお客のあと次々に順番に入る。先着順になるからきれいな湯に入りたかったら早く宿に着くようにする。気を利かして栓を抜いて出るお客さんもいるそうだが、宿の人に聞いたほうがいい。
野宿だと寝るところさえあればいいので到着時間は気にならない。出発時間もいつでもいい。宿ならやはり素泊まりでない限り朝食が済んでから出発となる。
今時は5時には辺りは明るくなるし、夕方7時近くまで暗くならないから歩けるだけ歩くことができる。(四国の場合で、関東はもう少し早い)

この日は30㎞以上歩いた。ぜい肉が減って痩せてきたみたい😁
お風呂に入りたいので大洲市内のオズ温泉に行った。そしたら昨年9月で営業を止めていたことがわかった。すごくガッカリ😨
すぐ近くのネットカフェに寄ってシャワーか宿泊かどちらかでもできるか聞くと24時間営業でないからやってないとのこと。
しかたなくここのトイレでタオルを濡らして身体を拭き、頭は水で洗った。暑かったので水でも気持ちよい。
服もすぐそばにあるコインランドリーで洗濯した。
十夜ヶ橋に寄り、途中夕飯として大洲のLAMUというスーパーに入った。ほんとに安い。焼き鯖弁当184円。24時間営業。
そしてこの日も内子運動公園で野宿をした。