お遍路体験してみよっと！(32日目)

26日。昨夜は初めて宿坊というものに泊まった。
仙遊寺の宿坊に入ったらデンマーク人の背の高い男性一人が先に来ていた。あぁ、外国の人もお寺に泊まるような時代なんだなと思う。それにフランス人女性二人。あとバイクで回っている神奈川県から来た若い女の子。あと6人の男女。お風呂に入ってサッパリ。思ったよりすいていた。
フランス人女性二人とはお風呂で一緒になった。おふたりは最初から一緒に歩いていたのではなく、36番のあとから一緒にまわっているという。お風呂のお湯が熱くて早々と上がった。
宿坊の食事など写真撮れたらよかったのに。精進料理で天ぷら、野菜の煮物、漬け物、お吸い物、ごま豆腐、ごまあえ、デザートに柑橘類の寒天、玄米ご飯など。ここで初めてイタドリ(野草)を食べた。どこかの道の道でイタドリを一本持っていた歩き遍路のおじさんがいてどうやって食べるのか聞いておいた。竹の子に似ているが味は違う。竹の子ような香りはしない。えぐいとか苦味もない。イタドリがあったら自宅で作ってみようと思う。
宿坊でもビールを飲んでいる方もいた。朝は玄米のお粥、漬け物、昆布と豆の煮物、サラダとしてキャベツと茹で卵、味噌汁だった。味はほとんどないくらいの薄味仕立て。このようなものを食べて運動をしているなら糖尿病や高血圧、循環器病にならないでしょうね。

朝はお勤めとご住職の講話があった。
夫婦で巡拝できることは幸せなことだと改めて感謝できる。

59番国分寺、61番香園寺と62番宝寿寺を先に打った。60番は翌日にする。
宿はビジネスホテル小松屋。充電機が届いていたのでやっとスマホの充電ができる。ヤッホー！
小松屋さんは6畳の部屋に２人なので布団を敷くと狭く感じる。6700円/1人。コイン乾燥機200円。夕飯は鍋。豚肉の水炊きと牛肉のすき焼きがある。どちらかを選べるのかな？聞いてみなかったからよくわからないが我々の席には豚の鍋があった。