今度はカナダへ

60代前半。女。やってみたいこといっぱいあり~🎵なんです。 体験したことの備忘録的ブログです。

お遍路体験してみよっと!(37日目)

祝、令和元年5月1日
明るくなる頃、遍路休憩所を出てまた善通寺に戻る。こちらのトイレを借りて洗面する。6時からお勤めが始まる。般若心経を唱える声が聞こえてくる。
見ると多くのお坊さんがいて、手前には宿坊に泊まった人たちと思われる人々がいる。お経を結構長い時間あげている。令和になってその法要のようなもので長いのか、いつも長いのかわからない。朝早いのに一人ずつ絶え間なく参拝に訪れる。さすが(善通寺派の)総本山ですわ。

76番金倉寺77番道隆寺、そして門前のうどん屋さんが混んでいた78番郷照寺79番高照院、この手前の八十場の水の近くにはところてんの店がいくつかある。暑い日なら寄りたい。そして80番国分寺まで善通寺を入れて6個所回った。

香川は四国で一番小さいが人口は多い。雨も少なく川はどうしても汚れている。他の県の川がきれいなだけにこれにはガッカリ。川の掃除はされてるのだろうか。空き缶ペットボトルなどのゴミを見かける。

そうだ、こんなこともあったわ。道隆寺に入る手前でお遍路さん待っててという声がする。振り向くとおじいさんが手を降ってかけてくる。私が気づいたので家の中に戻って行った。そして病気の息子さんが作ったという、かわいい小さなお地蔵さんを記念にお持ちくださいと言われた。病気の息子さんがどんな具合か気になったがありがたくいただいて道隆寺に入った。お経をあげて近くを見ると今いただいたばかりのお地蔵さんが十数個くらい並べられていた。いただいても要らないと思ったお遍路が置いて行ったのだろうか?少々複雑な気分になった。

この日はこのあと、坂出の歴史が書いてありますと言う女性が手ぬぐいをお接待してくださった。
どこか忘れたが、お茶ともみじまんじゅうのお接待もしていただいた。それから休日だからなのかわからないが、シャッターの閉まっている店のほうが多い商店街。そこを通っていたら後ろから電動自転車に乗ったおばあさんが息をきらしながら来て連れに500円の入った祝儀袋、私には300円の祝儀袋を渡した。また思った。こんなにいただいていいの?

国分寺を打ってから民宿あずささんを探しながら歩く。うどん屋さんを兼ねているようだ。うどん屋のほうは営業が終わってるようで閉まっていた。食事は各部屋に運んでくれる。夕食に焼きうどんもあった。
5500円/1人。ハスキー犬がいるがおとなしくて吠えない。松山の水軍ユースホステルで飼っている犬のミユちゃんを思い出した。